「肌が弱いから」とあきらめたくなかった。
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はじめまして
株式会社STARTKEYの中西です。
私達が立ち上げたスキンケアブランド「porté」について、
今日は、その誕生のきっかけを少しだけお話ししたいと思います。
幼いころの肌の悩み
私は幼いころ、アトピー性皮膚炎と診断を受けました。
肌が弱い私にとって、化粧品選びはいつも挑戦でした。
少しでもきれいになりたくて、いろんなものを試しては一喜一憂。
それでも続けるうちに、肌は少しずつ応えてくれました。
鏡を見て「今日の肌いいかも」と思える、その瞬間がただうれしかったんです。
どちらを選んでも、しっくりこない
それからもスキンケア探しは続きました。
「肌にやさしいもの」は刺激が少ないけれど、どこか物足りない。
「効果を実感できるもの」は魅力的だけど、刺激が強くて肌が荒れてしまう。
そして何より、成分を見ても難しい言葉が並んでいて、
どれが自分に合うのか、合わないのかも分からない。
“本当に肌にいいのかな?”――そんな不安が、いつも心のどこかにありました。
20代になっても、その違和感は消えず、
どちらかを選ばなければならないたびに、やっぱり何かが違うと感じていました。
3人目の妊娠で気づいたこと
そんな中、3人目の子どもを妊娠したとき、
ホルモンバランスの変化でアトピーが悪化しました。
手や顔に炎症を起こし、化粧どころか保湿さえ怖くなるほどの状態に。
「肌にいい」と言われるものを試しても合わず、鏡を見るのがつらい日々。
そのとき、心の底から思ったんです。
“肌が弱くても、安心して頼れる化粧品がほしい。”
それなら、もう自分でつくるしかない。
そう決意した瞬間が、STARTKEYのはじまりでした。
異業種の仲間とともに
私は、もともと父から譲り受けた物流会社を経営しています。
化粧品とはまったく無縁の世界からのスタートでした。
それでも、肌の悩みを抱える私の話を真剣に受け止め、
「どうすれば、安心して使えて、心から信じられるものがつくれるのか」――
そんな想いを共有できる仲間たちに、運よく出会うことができました。
その出会いが、STARTKEYを立ち上げる大きなきっかけになりました。
鉄を中心に海外との貿易事業を手がける商社の経営者と、
幅広い業界のプロモーションを手がける広告代理店の経営者。
考え方も、得意分野もまったく違う3人。
けれど、“本当にいいものを届けたい”という情熱だけは、強くひとつでした。
お互いの経験を持ち寄り、時に意見をぶつけ合いながら、
納得できるものを形にしようと何度も話し合いました。
そんな日々の積み重ねが、STARTKEYというチームをつくっていったのだと思います。
私たちが目指すもの
portéは、「敏感肌用」や「アトピー専用」のブランドではありません。
けれど、肌が弱い方でも安心して効果を実感できるよう、
無添加処方と自然由来の成分にこだわっています。
余計なものは入れず、肌に本当に必要なものだけを、シンプルに。
やさしさと確かな手応え。
その両方を、私たちは何よりも大切にしています。
肌に悩みがあっても、「きれいになりたい」という気持ちは、誰にでもある。
その想いをあきらめなくていいように――
それが、STARTKEYの原点です。
「STARTKEY」という名前に込めた想い
社名「STARTKEY」には、“始まりのための鍵”という想いを込めました。
誰もが新しい一歩を踏み出すとき、
その扉を開くための“鍵”のような存在でありたい。
心を動かし、前へ進む力を届けたい。
そんな想いから生まれたブランドです。
最後に
物流、商社、広告代理店――
異業種の3人が、それぞれの経験を持ち寄って生まれたブランド。
portéは、単なるスキンケアブランドではありません。
“自分を大切にするきっかけ”を届ける存在でありたいと願っています。
どんな肌の人も、どんな毎日を過ごす人も、
自分を大切にする一歩を踏み出せるように。
その“はじまりの鍵”として、portéを手に取ってほしい。
これが、私たちのはじまりの物語です。